Pioneer BDR-206のグリスアップ

光学ドライブのトレイが開かなくなったので、強制排出ボタンをドライバーで突きながら騙し騙し使っていたのだが、流石にストレスを感じるようになってきたのでメンテナンス方法を調べてみた。分解などしたこともないが、検索してみるとその手の記事が結構出てくるので、かなり希望が持てる。…どうやら”ゴムベルト”という奴が重要なようで、こいつが劣化するとトレイの開閉がうまくいかなくなるらしい。そういうわけで、ゴムにグリスを塗りなおして直れば万歳、ダメなら新品と交換という流れは理解できた。それほど古い機器(2011年)ではないし、激しく使った覚えもないため、「軽くグリスでも塗れば治るだろう」と楽観的に考えタミヤのモリブデングリスを購入。

その後、構造を見ながらBDR-206を分解し、ゴムベルトを発見。無水エタノールをつけた綿棒で軽くこすってから、グリスを薄めに塗り直した。グリスをなじませるためトレイを押したり引っ張ったりするうちに、どんどん開閉の負荷が軽くなっていったので、通電させていないうちにもう直った気分だ。実際にPCに組み込んでからイジェクトボタンを押すと、勢い良くトレイが出てくるようになった。良かった良かった。メンテナンスの完了である。

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…実は先ほどまで書いた内容は全て”練習”である。本番は希少なPLEXTORのCDドライブのグリスアップ作業なのだ。BDR-206に面倒な感情をもっていたのは事実だが、ディスクの読み込みを行う頻度は数ヶ月に一度なので、さほど気にならない。しかしPLEXTORの方はRetro Gaming用にかなりの頻度で動かしているので、トレイの開閉がぎこちないのが気になる。そこでBDR-206を練習に使うことを思い付いたわけだ。

多少でも経験があると違うもので、苦戦しながらではあるが、落ち着いてCDドライブの分解に成功。しかしすぐさま問題が発生。ゴムベルトが無いのだ。無いというか、方式が異なっていて、ゴムじゃなくてギヤ(歯車)でトレイの開閉を行っているのである。想定の範囲外に少々悩みながらも、先のドライブと同じ工程でギヤにグリスを塗りなおしていく。…が、手動でトレイを動かしてもあまり動きがスムーズにならない。悲しいかなこれ以上の処置も分からないため、不安に思いながらも電気を通しての開閉テストに移る。…やはり具合がよくない。しかし何回も開閉動作をしているうちにグリスが隅々まで伸びたのか、どんどん開閉がスムーズになっていき、最終的に直ったと言える状態になったと思う。組立中に一部分壊してしまったけれど(外からは見えないのでセーフ)、開閉動作は正常になったわけだから、めでたしめでたしなのである。

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