eXceed2nd-VAMPIRE REX- / 冥府の底へご招待だ(2)

前作のeXceed – Gun Bullet Childrenにはオートボムがあったので、適当にプレイしていてもクリアできたのだが、今回はそれが無くなったのでしっかりと避ける必要がでてきた。難易度Easyではあるが、ステージ別に練習した甲斐もあり、無事にストーリーモードをクリア。システムの方はプレイヤーの属性を聖と魔のどちらかに切り替える珍しいものとなっており、自分と敵が聖属性だった場合には被ダメージは無いが与ダメージが小さくなる(ローリスク・ローリターン)。自分が聖属性で敵が闇属性の場合は被ダメージもあるが与ダメージも大きくなる(ハイリスク・ハイリターン)。この二つを状況に応じてどう切り替えるかが肝となっており、素早く適宜に判断するのが波に乗るようで、非常に総会で楽しめた。このシステムは斑鳩というSTGに似ているらしい。

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本作は前作とは逆陣営のストーリーとなっているので、使用キャラだった加賀谷千夏、ソウェル・デヴォシアナ、邦泉雅がボスとなって登場する。加賀谷千夏は相変わらず口が悪く、対戦相手にふさわしい。ソウェル・デヴォシアナはトリッキーな弾幕を撃ってくるので、パターンを覚える必要があり苦戦した。邦泉雅は相変わらずののんびりした調子で殺しにはこない。また、ランクアップシステムにより、ミスを犯さないでいると自動的に難易度が上昇するのだが、調子が良いと難易度Easyからスタートしても最高のeXceedまで上がってしまうので、各ゲーム難易度の差は小さいように思う。これはあまり好きになれなかったので、オプションから難易度上昇を切れるようにして欲しかった。

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◆ブリュンヒルデとジークルーネの姉妹ボスは、互いに聖と闇の属性が分かれているのでゲームシステムとよく合っている。戦闘のBGMもハイテンポで好み。

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◆真の主人公アンヘル「あんたバカァ」

サイトの変更点と遊ぶゲームリスト

  • リンクエラーを修正
  • 類似記事、関連記事の微調整
  • サイトの表示速度を微向上

画像を見やすく

いくつかの画像のブライトネスかガンマを上げて修正しました。前々から気になっていたのですが、先日突発的に2013年の3月までの投稿を見直し。月日とは関係なく、Deus ExTorchlightなどゲーム自体が暗いものも個別に変えてあります。

手をつけたゲーム

  • Torchlight 2 / ノーマルでバーサーカーAct2
  • eXceed2nd-VAMPIRE REX- / クリアにはもう少しステージ別で練習が必要
  • Tomb Raider Anniversary / 1/3終えた所で飽き気味。面白いには面白いが
  • Legend of Grimrock / Normalでギリギリすぎ。Easyでやり直すかもしれない

遊ぶ予定のゲーム

  • eXceed3rd-JADE PENETRATE- / さらっとストーリーモード
  • R-TYPE LEO(Irem Arcade Hits) / さらっと一周
  • Grand Theft Auto IV / 洋ゲーの王様ということでさらっと
  • Need for Speed Hot Pursuit / ぶっ飛ばしてさらっと遊びたい
  • Burnout Paradise / 楽しみ方を見つけるところから
  • Marathon(1994) / 一度クリアしてみたい
  • Dead Space 3 / Co-op相手が見つかれば

Chernobyl Underground – ナノスーツ着ちゃいました(3)

Chernobyl Undergroundは過去にバリューFPSとして制作したChernobyl Terrorist AttackとChernobyl Commandoをベースに特殊能力(ほとんどCrysisのNanosuit)を追加したゲームだ。しかしながら、過去作からゲーム全体が殆ど変わっておらず、せっかく追加した特殊能力は効果が弱く、Normalをクリアした限り恩恵が少なく、楽しさに結びついているようには思えなかった。簡単だった難易度がより簡単になっているのが致命的で、特殊能力を使うことで大きく有利になる敵を追加するような工夫が欲しかった。

特殊能力は全部で4つあり、アーマー、敵の居場所表示、ガンマを上げる、バレットタイムとなっている。この内使いやすいのは前者の二つで、アーマーは緊急回避として、敵の居場所表示は単純に強力。後者のガンマを上げる機能は、敵の居場所表示の下位互換という感じで存在理由が見当たらない。バレットタイム自体の性能は悪くないが、敵AIが機敏というわけでもないので必要性をほとんど感じなかった。

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◆敵の居場所が分かるのは、良くも悪くも強すぎる印象

戦闘について

  • 基本的にSMGとARで中距離から遠距離で撃ち合い。弾薬もこの二つしか拾えない
  • ヘッドショット成功時には$200貰える、特別な意味は無いが嬉しい。ヘッド判定は肩まで
  • ショットガンは中距離からでも高威力で爽快。アーマー機能を利用して突撃可能
  • グレネードランチャーに限らず爆発物の範囲が広めで、同時に倒せるのが気持ち良い
  • スコープの付いてるライフルは万能性能で、遠くの敵を簡単に掃除できる

どの武器も特徴があり撃っていて楽しいのだが、弾薬補給がわかりにくいのが気になった。MAPをくまなく探すような必要はないが、印もなく、鈍く光っているだけの弾薬BOXは非常に見逃しやすい。あまりに武器の自由がなく、オカシイと思った後半からはいくつか見つけることができたが、もう少し派手に光らせてもいいと思う。これにガンマを上げる能力を使うのだろうか?

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◆咄嗟にアーマーを作動できれば、ほとんど死ぬことはないだろう

  • HUDのバイザー表示、足音は気に入っている
  • 過去作にあったミリタリー色は消えている
  • 半端じゃないロード時間の長さと、ゲームボリュームの短さ。

Chernobyl Terrorist Attackよりは面白いが、Chernobyl Commandoからは悪くなっている(同じ人間がデザインしているとは思えないが)。ストレートに言うと、過去作をやっている人にはもちろん、新しく遊びたい人にもオススメできない。Crysisが面白かったのはFar Cryというよく出来た基礎があったからであって、平凡なゲームに万能感溢れる特殊能力を付けても良くはならないよなぁというのが率直な感想だ。

Final DOOM – The Plutonia Experiment / Hurt me plenty(11)

TNT: Evilutionがイマイチだったので、あまり期待しないでThe Plutonia Experimentを始めたのだが、全体の7割ほどのMAPを楽しめたので、遊んでよかったと思う。これはMilo CasaliがデザインしたMAPが面白かったという意味だ。残りは兄のDario Casaliがデザインしてるのだが、こちらはEvilution以上ではあるが及第点といった感じで特別面白いとは感じなかった。

難易度はHurt me plenty(Normal)であったが、難しさはUltra-Violence(DOOM2)に近い。目の前の敵を全て倒せるには倒せるが、弾薬不足になる可能性がチラつくので同士討ちを適度に狙っていかなければいけない。これは無論良いことだ。なお、敵が出現すると同時に後ろのドアが閉まることも多く、下がりながらの戦闘を許してくれないので、必然的に前面に攻める展開となる。また、Plutoniaに限って言えばDOOM64と似た雰囲気で、戦闘が激しく、最後のDOOMとして遊びがいのあるもので良かったと思う。満足した。MAP18: NeurosphereとMAP23: Tombstoneが特にお気に入り。

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◆アーチバイルは厄介な敵ではあるが、数をこなしていけば攻撃可能なタイミングを覚えたり、距離を詰めるなど対応方法が分かってくる

Gore: Special Edition – 射撃感とスピード感とゴア表現の三拍子

Gore: Ultimate Soldier(2002)のシングルキャンペーンにフルアクセスできるフリーのGore: Special Edition(2007)をクリア。名前通りの強いゴア表現と初代Quakeのような速さが、目の前の敵を倒すだけのシンプルなゲームデザインに合っていて、中々に爽快で楽しめた。気に入っているのはスピード感がありながらもヘッドショットが重視されてるところだ。適当に撃つよりも頭を狙った方が明らかにダメージ効率が良く、狙いを付けるする見返りを感じやすい。特にハンドガンは射撃感と発砲音がよくできていて、敵の頭に連発で撃ち込むとサクサク沈められるのが、実に爽快である。

軽い攻略

  • しっかりと歩いてクリアリング
  • 回復剤や弾薬を丁寧に探す
  • ヘッドショットを狙う

プレイヤーの移動速度が速いからといってスポーツ系のノリで戦うと痛い目にあう。全編を通して大きなダメージを受けるのはクリアリングミスからだ。その為、敵が出てきそうだなと思ったら「歩いて」丁寧にクリアリングする必要がある。逆に言うと、不意打ちさえ貰わなければアーマーが削れる程度のダメージで戦闘が済むのだ。また、HPや弾薬は常に確認しておきたい。足りないと感じたらMAPを探してみよう。結構な数を見つけられるはずだ。そして、できるだけ敵の頭を狙っていこう。ヘッドショットを成功させると弾薬に余裕がでてくるので、どんどん状況が良くなっていくし、当然ゲームプレイも面白くなる。

コレはちょっとなぁ

  • ステージ開始時にセーブされないので、毎回手動セーブをしないといけない
  • スポーツ系なのにやってることはリアル系、でもAutorunが切れない
  • 珍しいスタミナシステムが導入されているが、シングルではほぼ機能していない
  • Win7ではセーブとロードがうまくいかなかった。XP環境は終始安定

味方を護衛するミッションは、AIが馬鹿すぎてプレイヤーへの嫌がらせになっている。わざわざ前線に飛び出して敵に殺されにいくのはまったく笑えない。別の階に置いてきぼりにしてからプレイヤー1人で掃除して打開。


短所が多いのも確かだが、射撃感とスピード感とゴア表現の三つが飛び抜けてよく出来ているのでトータルで見ると大きくプラス。こういうゲームは大好きだ。

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◆ゴア表現を一番楽しめる武器はショットガン。セカンダリでシールドを張ることが可能なので、安全に接近した後にプライマリのショットを撃つのが良い

Gore 2013-11-15 15-56-54-68_R2
◆チェーンソー骸骨