Medal of Honor: Warfighter – 難易度Hardで二週目(12)

良いのか悪いのかストレスの少ない、素直なゲームといった印象。プレイヤー体力の自動回復速度が早いため、非常に機械的な敵の攻撃を受けても少しだけ身を隠しておけば、すぐさま全快して戦闘に復帰できるため、相手の攻撃能力が異様でも異様に感じにくいあたりから現代のニーズをうまく把握しているように思える。がしかし、このような安易なユーザーのストレスを減らした作りが良いかどうかはやはり疑問である。

ゲーム性としてはこれまた素直にヘッドショットを狙っていくものであり、敵は尻を隠して頭を出すようなサービス的回避行動をとってくるので、開発の意図に従いキチンと頭を撃って赤いヘッドショット成功マークを出すのが爽快で達成感を感じられるお薦めの遊び方だ。それを手助けしてくれる味方AIもなかなか賢く、攻撃面でも頼りになるので、隊で軍事行動を行っている感覚を強く、高く評価できる。アクション系ミリタリーシューターとしては珍しいくらい素直な作りに冒頭では疑問を呈したが、FPS不慣れな人にはお薦めできるとも言える。最後にストーリーだが、なかなか複雑で遊びながらだとどうにも時系列が理解しにくい。よって興味が無ければ無視してしまって、その分のリソースをFrostbite 2.0で描かれた美しい風景を見るのに割り当てても良いのではないだろうか。

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◆ずっとアメリカのターン

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◆大げさなヘッドショット成功マーク

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