Tomak~Save the earth – 生首も悪くない

当時ネット界隈で話題となった生首との恋愛シミュレーションゲームTomak。何故このようなぶっ飛んだ案がそのまま通ってしまったのかまるで理解できないのだが、今風に言えばモルゲッソヨ(分からないです)と言った感じだろうか。先日(平昌五輪前)一度通してプレイしバッドエンドを見たところで止まっていたのだが、どうにもリプレイしてクリアする気が起きないので”謎の像ブーム”に乗って未クリアの記事として書くことにした。検索してみると分かると思うが本作は難しい。いや、難しいというか複雑といった方が近いか。開発に言わせれば、「クリアできないのは愛が足りないからだ」としたり顔で返されそうだが、大抵の人間は鉢から生えた生首とコミュニケーションを行った経験などあるはずもないだろうから、初回のプレイではおおかた彼女(生首)の育成に失敗しバッドエンドを迎えることだろう。

ここからは何故リプレイをしたくないのかという理由を書いていきたい。まず計算できてしまうのがキツイ。水を与えたり、日当たりの良い場所へ移動したり、ジャージャー麺を食わせたりと一ヶ月30回の行動を三年繰り返すのだが、パラメーターの数値変動を気にしながら約1000回なにかしらの行動で生首(植物)の体調を管理し続けるというのが単純に面倒に思えてしょうがない。また、話を盛り上げるための笑いの部分もメタ的な内容が半分を占め、難しめのSLGとしてリプレイを想定しているのか疑問で、繰り返し読むのが辛い。もう少し言うとエンディングに興味が沸かない。堕落し始めた人間達に疑念を持った神々に対して純愛を証明することで世界を救うというのがゲームの目的なのだが、生首(愛の女神エビアン)との愛を育むことに成功すればグッドエンディング=世界破壊の防止=現状維持。というわけで、プレイヤーのクリア意欲をほとんど刺激しない。究極的なところでは、一周してみると正統なゲーム性とともに完全にビジュアル重視の出落ちであることが確認できてしまうので、負けず嫌いだったりSLGが好きでないとリプレイは厳しいかなと思う。なんだかんだバッドエンドでもそれなりに楽しめ、満足感があるのも大きい。

Tomak009_R
◆現実の植物には水を与えるだけでいいが、生首には出来る限り無料の水ではなく、コンビニに売っているジュースや酒など有料のアイテムを与えるのが重要なようだ

Tomak105_R
Q.どうして立ち絵(?)のタッチが大きく違うの?
A.モルゲッソヨ

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