The Lost Mission – Mod版(66)

DOOM 3: BFG Editionに収録されている物ではなく、DOOM 3(2004)のカスタムマップ版Source Portのdhewm3で動かし、難易度Marine(2/4)で一周。BFG Editionとは違い無印DOOM3と同じくフラッシュライトと武器を同時に使えないが、そもそも戦闘の障害となるような暗闇は少ないので、気にしないでいいだろう。最初から激しい戦闘が楽しめる本作は、DOOM3の優れた撃ち心地を味わいやすい。スムーズに進めば2時間ほどクリアできるボリュームも手に取りやすく、久しぶりに軽く遊びたいというプレイヤーにピッタリだ。

Alien Vendetta – 好みでなかった(65)

Top 100 WADs Of All Time: 2002選出のAlien Vendettaにビジュアル強化ModのBeautiful Doomを導入し、難易度Give Me Hell(3/5)で一周してみた。全体の印象としてはよく出来ており、評価されているのも理解できる。が、異常な構造のステージがいくつか存在するため、それに引っ張られMegawad(全32面)として見るとあまり良いイメージはない。難しいステージがまばらに配置されていることもあり、終盤の盛り上がりも感じられず、やってやった感が少なかった。知名度や難易度の近いScytheと比べると、同じネガティブな気分でも後半に高難易度が固まっている分だけ、盛り上がりを感じやすく、あちらの方がクリア後の達成感は高かった。

  • Map08…センスを感じる。シークレットの場所も良い
  • Map11…ほどよく面倒。楽しめるギリギリの負荷
  • Map13…膨大な数の敵が出現。倒すのが気持ちいい構成
  • Map17…ノリノリのBGMとスッキリした構成が好み
  • Map20…狭くて巨大な迷路。嫌い
  • Map21-24…Map20で消耗した体力を回復するだけの存在。無
  • Map25…でかいだけ。だるい
  • Map26…バカと天才は紙一重。こういうのは三年に一回くらいでいい
  • Map27…ここだけは巨大でも楽しめた


◆MAP20: Misri Halek。始まった瞬間巨大なピラミッドが見え、嫌な予感炸裂。内部は狭い迷路となっており、謎解きだけでなく戦闘も窮屈だ


◆MAP26: Dark Dome。動画サイトを見れば熟練Doomerが当たり前のようにノーセーブでクリアしているが、訓練されていない常人がプレイすれば、まぁ悲惨な結果になる

Battlefield Hardline – 餅は餅屋(23)

始めの1~3時間は誰でも楽しめると思うので、飽きたら辞めるという選択肢を選べるのであれば、お薦めできる。というのも、ゲームがかなり単調なのだ。近いのは3以降のファークライシリーズだろうか、高性能デバイスにより相手の居場所を把握しながらのステルスアクションが開始から最後まで続く感じ。完全ステルスに失敗してもプランβで切り抜けられる点も同じだ。

それ以外では海外刑事ドラマのようなストーリー、SWAT3や4のような犯人逮捕要素、L.A. NoireやCondemned: Criminal Originsのような犯罪証拠集めといった具合にどこかで見たような要素を混ぜたゲームになっている。開発のVisceral Gamesがこのような、どこかで見たような要素を上手に混ぜて評価を得たのがDead Space(2008)だったが、今作BFHではどうもそのあたりパッとしない。


◆最高得点を稼げる”指名手配犯逮捕”には警察バッジを向けながら「警察だ!手を挙げろ!!」と威嚇せねばならず、ステルスゲームで大声を出す相反する行為にちぐはぐさを感じる。他タイトルではステルス+締め落としと最良行動に高い合理性があるのだが。逮捕要素もSWATシリーズの方がAIパターンが豊富で良質な経験を得られる


◆高性能なスキャナーを使い、やる気がなく間抜けで難聴だが主人公が投げた石だけは聞こえる不思議なAIとのステルスアクション。時間がかかるだけでさほど楽しくない。これならばステルスが売りのゲームを遊んだほうが高い満足感を得られるだろう

Battlefield 2042 – Lv25到達(22)

レベル25到達が条件の「ラック・オブ・ジ・アイリッシュ」実績を解除したので、ひとまずここまで。レベル上昇による解除実績は5、15、25の三つとなっており、最も大きい25には開発側のこの辺りまで最低限遊んでほしいという意思を感じる。

今回のプレイはシーズン4開始と重なったこともあり、新マップのフラッシュポイントをコンクエストで重点的に遊んだ。詳細を語れるほどやりこんだわけではないが、おそらく出来は良い部類。なかなか楽しめた。縦の空間を利用して上手に設計したのか128人対戦でもスカスカな印象を受けなかった。このレベルのマップをβや初日から遊べていたら、評価もまた違っていただろう。


◆適応できていないだけかもしれないが、やはり5人や6人あたりの分隊人数で遊びたい。野良でふらっと遊ぶには4人のシステムは辛すぎる

Call of Duty: United Fronts – マニア向け(23)

無印Call of Dutyとその拡張パックUnited Offensiveにコミュニティマップを足してオーバーホールした後にリアリズムアドオンと武器を追加したUnited Offensive専用ModがこのCall of Duty: United Frontsだ。ごちゃごちゃした印象の説明だったかもしれないが、基本は本家CoDなので心配はいらない。大きく異なっているのはコンパスの目的地表示機能がなくなっている点だろうか。簡単な英単語が読めれば問題はないはずだが、ZUnitedFronts1.0_Patch4_Realism.pk3のファイル削除でも対応できる。

ゲームバランスの話になるが、Infiniry Ward制作の無印Call of Dutyは遮蔽物の設置と回復材の置くポイントが絶妙だった。故Gray Matter Studios制作のUnited Offensiveは遮蔽物が少なく、耐える系のミッションが多いため、あまり良い印象がないものの無印がベースとなっているため、それなりに遊べた。肝心のコミュニティマップの出来はというと、恐らく良くない。身を隠す場所が見つからなかったり、無限沸きや異様な難しさの乗り物ミッションがあったりと、かなり怪しいのだ。製品二つは難易度Regular(3/5)で丁度いいくらいだが、コミュニティマップはGreenhorn(2/5)まで下げないと、とても娯楽として楽しめない。ただ、Greenhornまで下げると今度は殆ど体力が減らず簡単になりすぎるため、これはこれで微妙だ。幸いというか、筋金入りのファンが携わっているため雰囲気はかなり良い。初代CoDファンで興味があればリプレイも兼ねて触ってみるのも悪く無いだろう。


◆爆撃や砲台の音は相も変わらず良好。むしろこういう戦場の音の聞きたいがために初代CoDを動かしたいまである。Windows 10+X-Fi Titanium HD+Alchemy環境でも安定


◆みんな大好きオマハビーチ。今回はブリーフィング含む全70ステージのうち半分ほどをクリア。これでも無印+UOより多いのでボリューム的にはかなりのものとなる