Titan Quest Anniversary Edition – 感謝しながら消化(33)

先日クリアしたTitan Quest: Eternal Embersと手を付けていなかったTitan Quest: Atlantisのサブクエストを全て完了させた。Atlantisはメインクエストが存在しないサブクエストのみの構成だ。これでTitan QuestがAnniversary Editionになってから発売された三つのDLCを全て攻略したことになる。程よい区切りのポイントだと思うので、数百時間楽しめませてもらったTQとはこの辺りにしたい。極限までキャラクターを強くするのではなく、気になった要素を組み合わせたキャラクターがどのように成長するか検証する設計は飽きっぽい私によく合っていたように思う。ありがとうTQ。


◆タイトルにもなっているアトランティス付近は植物に覆われている遺跡といった感じで雰囲気が良い。お手本のようなファンタジーにふとSacred2のドライアドの森を思い出した。こういった明るいマップが多いのがTQの特徴魅力で、DiaboやPoEといった流行りのハクスラと違うところだ


◆最終構成。早くて簡単にクリアできたが、ディフェンシブすぎたのか爽快感は少なめ。ルーンマスタリと新装備の理解度が上がれば、それなりに攻撃面を伸ばせそうに思えるが…まぁビルドを詰めるのは他のプレイヤーに任せたい

Titan Quest Anniversary Edition – Esoterist / Legendary(32)

難易度LegendaryでAtlantisをスルーしてEternal Embersクリアまで。EEで追加されたマップはAct3に近く、温かみのある色合いでTitan Questらしさがあって良かった。寒々しい見た目のRagnarökも書き込みが細かく悪くはなかったが、やはり私は明るい雰囲気のハクスラの方が好きだ。

今回育てたRune/Neidanの近接型Esoteristは最終的に打たれ強い魔法戦士となった。難易度NormalからLegendaryと三週する予定だったので、操作負荷が低くなるよう狙ってみたが、思いのほかうまくいって満足だ。特にNeidanは優秀なデバフ追加や防御スキルが揃っており、とりあえず上げていくだけでゲームの進行を楽にしてくれて助かった。Dreamのような補助的なマスタリーなので、なんとなくサブに選んでみても損することが少なく、以前のTQには無かったポーションの機能強化や敵を倒したときに発動する風変りなスキルがあり、新鮮な気分を味わえて良かった。


◆Act2まではEpicに続き「ドヴァリンの面影」を装備し、「テラコッタ戦士」のスキルも上げてペット二体を引き連れて、敵をボコボコにしていくスタイル。Act3あたりからペットがすぐに落ちるようになったので、打たれ強い単騎の魔法戦士にチェンジ


◆せっかくのEternal Embersということで新アーティファクトの「不老不死の桃」を活用。大きく増加したSPを、消費が大きい分だけ効果の高い「平穏のオーラ」と組み合わせ運用。なかなかの耐久力でわりと成功だったと思う。ポーション効果を高める「良く効く錬金薬」との相性も良かった

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Titan Quest Anniversary Edition – Esoterist / Epic(31)

実績解除のためRunesだけで戦っていたNormalとはうって変わって、Eternal Embersから追加された新マスタリのNeidanと組み合わせてEpicを攻略。TQVaultAEから過去の遺産を引っ張り出して敵を殴っていただけという点では同じだが、それでも後半はTQIT(1.17)のLegendaryに近い攻防が起こっており、インフレと言っていいのか、Epic難易度の上昇を感じた。また、実績解除の対象にもなっている強力なモンスターがAEから地形ごと追加されたようで、TQITでは見かけなかった道を進んでみると、瞬殺されたりして、中だるみしがちなEpicに緊張感が足されているようだ。

ポーションがぶ飲みの肯定

「ポーションがぶ飲みゲー」という言葉は恐らくネガティブな意味として浸透していると思う。もし私がゲームを作るのであれば、底が浅そうなゲームバランスになりそうなのでどうにか回避しようとするが、発売から10年越しにTitanQuestの権利を買い取り弄繰りまわしている開発者達は格が違った。それは”ポーションを飲んでいる時HP回復+防御力アップ”というNeidanの最初から取得できるスキル(良く効く錬金薬)から察しが付く。これはポーションがぶ飲みの肯定だけでなく、むしろがぶ飲み込み時の耐久力計算は正当なゲーム性であり、それを誇らしくも思っていそうだ。まるで生きた化石のような感性だが…かくいう私もクラシックなゲームが好きな方ではある。


◆Epicから「ドヴァリンの面影」アーティファクトを装備。攻撃時一定確率でドッペルゲンガーという強い分身が出現する効果あり。時間制限によるドッペル消滅前に別のドッペルを出せるため、運が良ければ画面内に自キャラが3体や4体になっていることも。火力が大幅に増加するは勿論のこと、スキルも自動で使ってくれるので、操作負担も減らしてくれて助かった


◆盾を装備したNeidanの耐久力はなかなかのものだ。先にも述べた通りポーション使用時に耐久力がさらに上げるのが単純に強力。防御特化のNatureほどではないが、サブマスタリとしてタフさを上げたいのであれば、よい選択肢かと思う。スキル構成的にはキャスター系推奨のようだが、近接もそれほど悪くない

Titan Quest Anniversary Edition – Runemaster / Normal(30)

Titan Quest Anniversary EditionにRagnarökのDLCのみを導入し、Runesマスタリーのみで難易度を一周。他二つのDLCを入れてしまうとクリアまでが長くなりそうだったので外した。二つ目のマスタリーを選択せずにNormalをクリアすると「スペシャリスト」の実績が解除できるため、ついでに狙ってみたわけだ。難易度Normalということもあるが、すでに長時間プレイしているため、外部倉庫ツールに貯めていた装備を適宜呼び出し、交換していっただけでほとんど苦労をしていないため、面白い話ができない。

Runesは武器と魔法を両立する魔法戦士のような性格を持っている。その他AEから対策が必要になった生命力ダメージ耐性や出血耐性をスキルによって容易に上げられるため(新マスタリーぽく新システムと噛み合っている)、後半では他のビルドよりも装備の自由が利きそうな予感がする。TQIT時代の話になるが、同じ魔法戦士色の強いBattlemage (Warfare/Earth)と比べると、Runesの方が単体でも攻守ともに一歩優れているように感じた。これは言い過ぎか。RunesはNature/Storm/Dreamあたりと組ませると安定した強さを発揮できそうだが、今回はEternal EmbersのDLCで追加されたNeidanと組み合わせてEsoteristで育てていこうと思う。


◆余った巻物を中ボス戦で消化するの巻。Ragnarökは寒そうな地域で巨大な敵と戦うあたりが絵に描いたような北欧神話感があって、雰囲気がでていた


◆武器のSTR要求値を下げたり、武器の威力をエレメンタルに変換できたりと、珍しいスキルが揃っているため、完璧なキャラクターを作る場合は装備が決まってからステータスを振る必要があるのかもしれない

Titan Quest Anniversary Edition – Legendary再クリア(29)

各マスタリーごとによる難易度Legendaryクリアの実績を埋めてみた。ITからAnniversary Editionに統合された際、難易度に応じ生命力ダメージ耐性と出血耐性が下がるようになったため、これを補強する形でもともと出来上がっているキャラを整えただけではあるが。

  • 2016年 Ritualist (Nature/Dream)
  • 2016年 Spellbreaker (Warfare/Spirit)
  • 2022年 Battlemage (Warfare/Earth)
  • 2022年 Druid (Storm/Nature)
  • 2022年 Corsair (Defense/Rogue) – 強化されたLay Trapに振りなおす
  • 2022年 Haruspex (Hunting/Dream)


◆「最後の一息」の材料となる「亡霊の形見」のため、EpicのAct1を回す。Haruspexで一向に出ないため、Spellbreakerにチェンジしてみるとすぐにでた。こういうことがあると、キャラクター毎にドロップテーブルが変わるという話を信じてしまう


◆キャスタータイプだと盾を装備できない分だけ生命力耐性を強化に頭を悩ます。相当なトレハンを行わないと、ユニーク武器やアーティファクトに頼らざるを得ない。やはりTQは近接キャラの方が進行が楽なように感じる