7 Bullets – 室内戦多め(17)

UT99のシングルプレイキャンペーンで評判の良い7 Bullets(リンク先効果音あり)をプレイ。Unrealのキャンペーンを逆走するように終盤から序盤へ戻っていく感じでゲームが進む。月日の経った2004年に公開されたこともあり、プレイヤーの習熟が考慮されたのか、戦闘や謎解きにも一ひねり必要だ。難易度Normalでは弾薬も回復材が余裕のある量を置かれているものの、それは生きていたら取得できるという話であり、死んでしまえばやはり無意味なのである。よって生き残ることが重要で、緊張感もあることから、サバイバル=Unrealとしては正しい方向性のように思う。より詳しいレビューはUnrealSP.orgを見てほしい。


◆賢い人型BOTと戦うシーンも。このあたりがUnrealとは違い、UT99がベースのModであること実感する


◆やけにQuake3を意識した感じの即着弾型式のショットガン

Operation Na Pali – 演出は要らない(11)

もう少しGlideで描かれたUnrealの世界を冒険したかったので、評価の高い大型シングルプレイMod「Operation Na Pali」に手を出してみた。本Modは公式ミッションパックReturn To Na Paliの出来に納得できなかったファンたちが作ったということで、その質とこだわりはかなりのものだ。オリジナルUnrealに近いプレイ感覚で気持ちよく遊べ、長時間楽しませてもらった。

ただ、想像以上のゲームプレイに反して予想外の不満もあった。それがスクリプト演出の異常な多さである。ゲーム中心部分の出来不出来には寛容な私であるが、没入感を阻害されることには敏感だ。10分に一度くらいの割合で一人称視点から三人称視点へと頻繁に切り替わるようでは、ゲームの世界から意識がそれてしまい、Unreal特有の素晴らしい没入感が削がれてしまう。没入感が減ると、その場では気にならないが、私の場合だとものすごい勢いで記憶から消えてしまっていく。そう…今これを書いている段階でもうすでに各MAPの記憶が薄れてしまっているのだ。

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◆ModのベースとなっているUT99に準ずる形で武器が強い。また、それに見合った敵が存在しないことから難易度は低めと言えるが、不満には繋がらない。ポジティブな意味だと断っておくが、Unreal2のように戦闘よりも景色を楽しむゲームとしてプレイするのが良いのだろう

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◆演出過多でとにかく醒める。力が入っているのは認めるのだが

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Unreal Tournament – Botいぢめ(4)

キーボードを破壊するほどイライラしたくないので、難易度をAverage(下から二番目)にしてシングルキャンペーンを一周してみた。初めは想定していた以上に敵が弱かったので難易度を上げようかとも思ったのだが、そのうち強くなっていくだろうし、DominationやAssaultなどのやり慣れていないルールでつまづくのも嫌だったので、最後まで難易度変更しなかった。補足すると、この難易度のBOTは弱いだけでなく、移動速度が抑えられている上にDodge Jumpが使えないため「的」と化しているのだが、最後に対戦する現チャンピオンのXanだけはそれらの足枷なく素早い動きをしてきて手強いので注意が必要だ。アイテム管理が重要。

  • 全体的に武器が強力なのでラッキーパンチが期待でき、良い意味でお祭り感がある
  • Deathmatchに初代Unrealとオマハ・ビーチを連想させるステージ有り
  • Capture The Flag と Assaultは味方BOTに攻撃指示(Vキー)を飛ばしておけばOK
  • Dominationは拠点を占拠するだけでなく、一定時間守らないと点数が入らないのが面倒で熱い
  • AssaultはTF2で言うところのCPマップなのだが、先攻のマップ攻略に要した時間が後攻の攻撃可能時間になるという、いやに公平すぎるルールなので、全員がMAP構造を理解していないと勝負にならないように思う

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