Call of Juarez – やや退屈な西部劇ADV(1)

続編のCall of Juarez: Bound in Blood は西部劇FPSとしてドンパチできたので満足感が高かったのだが、本作Call of Juarez(2006)はゲームの半分がステルスパートとなっているので退屈だった。FPSというよりも、一人称視点のアクションアドベンチャーという方が近いかもしれない。

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主人公が二人いるシステムとなっていて、神父でガンマンのRayは銃が撃てるので素直に楽しめるのだが、もう片方のインディアンBillyのパートでは、解法の少ないステルスゲームをやらされるのは正直苦痛だ。全部が全部つまらないとは言わないが、もう少しゲーム性を持たせても良かったのではないかと思う。

退屈な時間が多かったが、終わりよければすべてよし

ゲームの半分は退屈だったが、終わってみればそれなりに良かったように思う。ネタバレになってしまうので避けるが、主人公が二人いる意味もあったし、終わらせ方が綺麗だったからだ。退屈とは言ってもゲーム内容は十分ユニークだったし、西部劇の雰囲気がよく出ていた。アクションアドベンチャーとして見れば相当なもので、シューターとしてはイマイチか。ややプレイヤーを選ぶゲームだ。

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ピストルは精度が悪いし、リロードが頻繁に必要だし、耐久性が悪く壊れやすい。つまりリアルっぽいのでプラスに働いている

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◆乗馬用の鞍を盗むのはこの時代ならでは