Armed Forces Corp – 味方NPCはただのカカシに限る

SAS: Secure Tomorrow,Battlestrike – Shadow of Stalingradと同じく、味方NPCがプレイヤーを置いてきぼりにして勝手に敵を倒して進むゲーム。前述した2つよりもこのダメ要素が強く出ているので、出現する敵の7割ぐらいは持っていかれることを覚悟しておこう。

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頻繁に見かける「味方は撃てないよマーク」。NPC達には移動する場面ですらに出し抜かれることが多々あるのだが、戦闘となれば嬉々として射線上に割り込んでくる始末だ。当然プレイヤーは銃を撃てなくなるので、射線外に移動しなければいけないのだが、その時には既にNPCが戦闘を終わらせている。完全にクソゲー。

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ドアを開けるときには突入イベントがあるのだが、スローモーの恩恵は先に突入するNPCが受けることとなる。プレイヤーは指を加えて待っているだけで何も面白くないので、誰のためのイベントなのかまったくわからない。終盤にはなんとなく敵の方向に向かって撃てば倒せるUSAS-12とAKよりも破壊力が高いFN SCARという超強力な武器が手に入るが、最後までNPCが敵を倒してしまうので、使いどころは特にない。

3時間ほどMAPを歩いているとゲームをクリアできる。ゲームエンジンのおかげでFPSの基礎部分は良いのだが、味方NPCに敵を横取りされてしまえば良いも悪いもない。敵を倒せる場面があまりにも少なすぎるので、シューターとしては絶望的につまらない。いつもより更に悪いCity Interactiveクオリティとなっており、オススメできないとかそういうレベルではない。