Robocop Doom – オート9で悪を蹴散らせ(50)

あのロボコップとなり、高性能3点バーストハンドガンで悪党をひたすら撃ちまくるという分かりやすいWad。謎解き要素の無い、前に向かって進むだけの戦闘重視系。敵も意地悪な沸き方をしない分だけ大量かつ高速に押し寄せてくるので、マーフィーになったつもりで冷静で精確な射撃を心がけたい。基本的に真っ向から撃ち合うゲームデザインなので、DOOM親父の気分で敵の懐に入ると大抵は悪い結果に終わる。極めてシンプルWadであるが、なだらかに難易度が上がるのと、全16Mapということで飽きる前にクリアできるだろう。手に取りやすいため、シリーズファンにはお勧めできる。


◆ダダダッ、ダダダッと癖になるオート9の制圧力


◆エピソード形式でゲームが進んでいき、その合間合間にムービークリップが挟まる

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Illhaven Saga – 狭い(15)

Fantasy Quakeという名のQuakeのTotal Conversionの一部をUnrealに移植したのが、本シングルマップ集「Illhaven Saga」だ。選んだ理由は特に無く、unrealarchives.comでたまたま目に留まっただけ。元がQuakeということもあり、近距離戦闘が多く、オリジナルのUnrealとは戦闘感覚が違うものの、それだけの話。さほど違和感も無く遊べるだろう。お薦めできるほどの魅力は無い…かな。


◆出現する武器と弾薬の数は少なく、サバイバル色が強い


◆Unrealに限らずボスキャラ同士の仲間割れを眺めるのが好き

El Matador – 消化作業

珍しいEAX5.0対応作という事で軽く遊んでみた。そのヴァーチャルサラウンド(EAX)についてだが、音の定位自体は良いものの、どうもシューター部分を面白くしているようには感じなかった。Third Person Shooterというゲームの関係上中距離戦闘が多く、相手の足音を聞くような場面が少ないということもあるが、それ以上に敵が人間の反応速度を越えた機械的超Aimでこちらに先制ダメージを与えてくるので、耳を澄ませて「お、いるな」と警戒していても、基本的に被弾を防げないのだ。

一応はスローモー機能が付いているので、足音を聞く行為と待ち伏せを併用することで有利なゲーム展開を行えるが、異様にテンポが悪くなりシューター(ゲーム)として面白みを感じない。良いのか悪いのか分からないが、メディキットとアーマーが多めに配置されているので、EAXもスローモーも頭の片隅に置いて単純なC級シューターとして目の前の敵をバンバン撃っていく方が素直に楽しめる。アップテンポのBGMもなんだか積極的に前進するプレイを推奨しているように聞こえてくる。


◆一本道のうえ単調なTPSであるが、意外と射撃感が良く、だらだらと敵を倒すだけでもそこそこ面白い


◆スローモー+横っ飛びで奇襲。オマージュ元(?)のMax Payneは未プレイなのだが、こういう場面が頻繁にあるお洒落で格好良いゲームだと期待していて…

Battlefield 1 – ミニゲーム付き戦争映画(19)

難易度Normalで一周。五つのある各キャンペーンは動画とゲームの割合が半々といった感じ。史実に基づいたドラマチックな動画を興味深く鑑賞していると、ここからはお前が戦況を良くしてくれといわんばかりにゲームパートへと入れ替わる。この切り替えがとてもシームレスというか、プレイヤーの没入感を損なわせないよう作ってあるのは素直に凄いと思う。個人差はあるかもしれないが、ゲームの難易度が低く設定されていることもあり、ストーリーを楽しみやすくなっている点も高評価。素直に良いキャンペーンだと感じた。

  • 戦車操縦を行いながらの「コンクエスト」トレーニングを完備
  • マルチ対戦でとても重要な「スポット」をステルスゲームで学ばせる工夫
  • 戦車を守る立ち回りも覚えられる


◆BF1の乗馬は操作が非常に簡略化されており、少しの練習でいっぱしのカウボーイとなることができる。戦場の風を感じるのだ


◆ドッグファイトは大好物。こちらも操作が簡略化されていて気軽に撃墜王気分に浸れる。が、しかしいつでもどこでもワンボタンで自己修理(HP回復)可能という激ヌル仕様は、さすがにゲーム性に乏しく、もう少し緊張感を増やして欲しいと思ったり思わなかったり

Unreal Nightmare – 調整した本編部分は良い(14)

SFJake氏によるUnreal Nightmareを難易度Normalで一周(後述するが最後あたりでGodとNoclipのチートを使用)。本Modはオリジナルのシングルキャンペーンに新ボス、新敵、新Map、ゲームバランスの見直し、レベルアップ要素、味方AI達による共闘などを追加した総合Modだ。

ゲーム開始3分でSkaarjとの戦闘が始まり、その10分後にはもう5.6体を相手にする本格的な3Dシューティングとなる様に、「クリアできるのか?」と反射的に疑問を感じたりもしたが、意外とレベルアップシステムが機能しているので、さほど心配いらないことが気が付いた。効果は主に攻撃力と耐久力と所持弾薬の増加であるが、中でも耐久力の塩梅が丁度良く、アクションFPSとしてほどよい緊張感で遊べる。また、レベルの他に新武器によっても自キャラが強化されるわけだが、敵側も似たペースで強くなっていくので、Vanilla Unrealに比べだらけた時間がとても少なく、夢中になって楽しめる(超クールなVanilla Unreal唯一の弱点が単調さ)。

途中棄権した追加マップ

本ModはVanilla Unreal最終MapとなるThe Sourceをクリアしても、ゲームクリアとはならず完全新規の四つのMapへと続いていき、それを攻略できれば晴れてクリアとなる。四つといってもラスボスと戦うだけのFadeを除く、Ariza Hill、Skaarj Tower、Skaarj Castleは三つは通常Mapのおよそ三倍から五倍ほどの広さであり、ずっしりと胃と心にのしかかってくるボリュームである。広くなったMapに見合う面白さがあれば当然文句など出ないわけだが、巨大なだけで作業感ばかり感じる微妙な出来だ。本家Unrealからの続きで遊べば、センスの差を思い切り感じ取れてしまう。

巨大で退屈なばかりでなく、追い討ちをかけるようにセーブ時にクライアントのクラッシュが多発してくるのもプレイ意欲を減らしていく。詳しくは分からないし、調べる気も起きないがセーブデータのひとつの容量が18MB近くに跳ね上がるので、どうも巨大化したMapと関連がありそうだ。それでもなんとかAriza HillとSkaarj Towerだけはクリアしたが、Skaarj Castleは進行ルートが分からずにNoclipを使用(Noclipでも正規ルートが分からなかった)。最後のボス戦もしっかりとレベルを上げていないと倒せない系だと判断し、面倒になってGodを打ち込んで雑に終わらせた(Youtubeに終盤のWalkthroughが上がっていないあたりで察してほしい)。追加マップは正直お勧めできないが、本編キャンペーンの微改造は正統なアレンジといった感じでとてもうまくできているので、いまだに初代Unrealが大好きだという人は触ってみると良いだろう。


◆Vanillaに比べ三倍以上の敵が出現するが、敵を倒して経験値を稼ぐ形のレベルアップシステムと相性が良く、ネガティブな印象は少ない


◆大きいことはいいことだ。既存の敵が気軽に巨大化し、中ボスとなって立ちふさがる

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