Analogue: A Hate Story – 田嶋先生は結構好き

漂う無人宇宙船のログファイルを回収し、そのログから謎を読み解いていくSF風味のADV。キーワードは男尊女卑。ゲーム内では未来ということになっているが、主に中世から近世の朝鮮王朝を想像すれば良い。それ以上に詳しく知りたい場合は窓の杜SteamCommunityのレビューを見てほしい。ログファイル(テキスト)は男尊女卑を主軸にしたメロドラマ的な内容となっており、朝鮮半島の歴史について多少の知識でもあれば、「まぁこういうこともよくあったんだろうなぁ」という感じで、あまり新鮮味は無い。ただ、このゲームが他のADVと違うところは各ログファイルについて美少女AIに意見を聞ける点だ。特に生々しい情事のログについて「ねぇこれどう思う?これどう思う??」と年頃の娘(風のAI)に聞く、このセクハラ行為自体がまさに女性蔑視ではないかという高次な視点に気が付くことにより、趣が…あ、いや罪深いADVと言えるのかもしれない。

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◆チマチョゴリが似合うAI※ミュート。彼女の価値観はログファイルの世界観と一致しているため、物語を考えるうえで余計な作業が増えない。いわゆるAIとして期待されるべき仕事をしてくれる。逆にもう一人のAI※ヒョネは価値観が現代的であるため(=男尊女卑はおかしい)、物語への没入が大きく阻害される。この二人のAIの価値観の違いがゲームの面白さの一端を担っているわけだが、※ヒョネに案内される序盤は断片的な物語を繋ぎ合わせるのにリソースを大きく割くため、シングルタスク脳には辛い

ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編 – さらりと二週目(10)

「………」
「…ぁー、はいはい、なるほどね」
「あー、だから、こうなったのかぁ…」
「…うーん、こりゃ想像力豊かじゃないと分からんな」

いい年こいた人間が二週読むにはやや辛いテキストであったが、答え合わせ自体はなかなか楽しめた。

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原作と比べてのSteam版立ち絵に対する印象

  • 竜宮 礼奈…最も違和感が少ないが、原作の方が好み
  • 園崎 魅音…可もなく不可もなく
  • 北条 沙都子…年齢相応の外見に。原作の方が好み
  • 古手 梨花…年齢相応の外見に。テキストとの調和は微妙?
  • 大石 蔵人…可もなく不可もなく
  • 富竹 ジロウ…間違いなく良くなっている
  • 鷹野 三四…原作のほうが好みだが、目の鋭さなど設定を考慮すれば妥当

ひぐらしのなく頃に礼 – そう来たか(9)

賽殺し編、昼壊し編、罰恋し編の三つが収録された「ひぐらしのなく頃に礼」を読み終えた。昼壊し編と罰恋し編については中身の薄い喜劇的なシナリオなので特に言うことはない。残った賽殺し編については、通好みだとか真の最終章だとか言われているらしいが、素直に面白いと感じた。本編八話は言ってみれば枝の先部分だけがIF(もしも)の物語群だが、賽殺し編は根っこの部分がIFになっているという”世間によくありそうなIF”の物語となっている。実際にゲームを初めてみると、本編の物語に少々熱を入れすぎたせいか、根底部分が変わるという可能性が完全に頭から消えていたため、大きなショックを受けたし、物語自体も主人公古手梨花にとって絶望的な展開であり、それに引きづられる形で随分とゲンナリした気持ちで読み進めることとなった…が、まぁ、最後まで総じて楽しめた。本編終盤で梨花が精神的成長をしたように、本シナリオでさらに一歩精神的な成長をしているのが、後日談という形のおまけシナリオで締められてるのはなかなか良いと思う。

どうでもいいが、私は古手梨花というキャラクターがあまり好きではない。容姿は好みの範疇であるが、テキストを読む限り、とても不安定なキャラクターだからだ。竜宮レナを除けば主要メンバーは皆、(成長の余地を残した)不安定さが”きちんと”描写されているのだが、古手梨花に限っては不安定な様が”不安定”に表現されているため、多重人格のように思えてならない(テキストに関しては恐らく竜騎士07氏が悩みながら書いていたのだろうから、それに関して批難をしているわけではない。ただ連続して読んだらそう感じたというだけの話だ)。プレイした人間にしか分からないかもしれないが、あのような言動と設定がぶっ飛んだ不安定なキャラクターは正に不気味というより他ない。また、梨花の思考パターンは私自身と似ているところが多く、同族嫌悪的なものなのだろう、それも加わってやはり好きになれない。あと梨花について一番の「学習能力が低いのではないか」という疑問だが、これは本作で少し補足されていて、母親との関係性という心理学的な面からそこそこ納得のできる解答が存在する。これにより多少の見方は変わったものの、やはり不気味な印象に変わりはない。

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今回使用したビデオカードはATI Radeon 9000とMatrox Parhelia(初期型128MB)のアナログ出力とデジタル出力だ。Radeon 9000はアナログで絵を出したのだが、なかなか良い色が出た。近年のGeforceでデジタルハイバランスを少しプラスの方向に弄った、つまりは私がいつも調整しゲームを遊んでいる馴染んだ色だ。それに赤みだけが少し濃く出る感じで、発色に関しては実に理想的で良いビデオカードのように感じた。この色があまりに好みであったため、後に動かしたParhelia様の画質でまったく感動しなかったのが残念でしょうがない(すっごくすっごく期待してたのに!)。Parheliaは確かに非常に綺麗で正確な色の絵が出せる。出せるが、それは私の好みの発色では無いのだ。最後に、『ひぐらしのなく頃に』全11シナリオ読むのに10枚のビデオカードを使うという時代遅れで実験的な試みだったが、やってよかったと大いに思う。やはり自作PCが面白かったのはAGP規格が主流の時代であったし、各ビデオチップや販売会社にも個性が存在し、それらをとっかえひっかえカードを入れ替え画質を比べる遊びは、実際にやってみるとなんとも言えない味わい深さなのだ。もちろん、今の環境のほうが間違いなく良いと理解はしているのだが。

No One Lives Forever – 難易度Normalで二週目

最終セーブの日付が2008年ということで、約8年ぶりのリプレイである。馬鹿みたいな数のFPSをプレイしてからのリプレイということで、当時受けた衝撃が遊び始めたFPSに興奮していただけだったのか、それとも本当に面白くて衝撃的だったのかが判明してしまうため少し心配だったが、思い過ごしだったようだ。リプレイして確信した。NOLFは本当に面白いゲームだ。間違いない。そのためというかなんというか「面白いゲームを遊んでいる時には脳が動かない」持病が発症してしまい、書く事柄が無い。メモも取っていない。話を膨らませる気力も無い。の無い無い尽くしだ。申し訳ないがゲームの内容や批評についてはGAME WatchFF2400.jpの優れた記事を読んでもらいたい。

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◆主人公ケイトの戦闘能力が高いため強引に攻略することも可能だが、ステルスっぽくプレイした方が楽しめる。完全なステルスでないというのが遊びやすいポイント

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◆受付嬢が席を外した隙にコーヒーへ下剤をドボン。全体的にコミカルな要素が強い

以下どこかで見たようなスパイ七つ道具のスクリーンショット集

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ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編 – 灰色だから良かった(8)

三四を一人悪者にして部活メンバーが団結し、はいハッピーエンド。という安易な流れにしなかったのは良かったと思う。人間という生き物は100%純粋な悪人も100%純粋な善人存在しないわけで、そんな黒が多い灰色だったり白が多い灰色だったりする大勢の人間で構成されている世間というのは、とてもあやふやで不安定なものだ。だからこそ秩序や法律といったものだがあるわけだが、それは置いておいて、ひぐらしの世界というのはその灰色の部分がふとした瞬間に、いとも簡単に、些細な事で、真っ黒に染まってしまうというのがメインテーマのように思う。

ただ、真っ黒とはいっても100%の黒ではないのがよく出来たところで、殺人などを犯した際にも苦悩したり弱気になったり自己を正当化したりと後ろめたさが見えるようになっている。このあたりの細かな描写がうまく、また同じ人物でも違う世界では別のことを考えていたりと、思考が変化したりする様がループもの特有の面白さとうまく絡まっていたと思う。最後の落としどころもよく、総じて楽しめた。綿流し編(第二話)だけは何をするゲームなのかが理解できていなかったので退屈だったが、その次の祟殺しからはなんとなく”読み方”のようなものがわかってきたので、なかなか興味深く物語の中に入っていけた。と同時に「作る側の人間」でないと物語を推測できないのにも気が付いてきたので、ある意味気楽に読めたと言えなくもない。

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今回使用したビデオカードはSiS社のXabre 400で大きな特徴はいち早くAGP 8xに対応したこと。その他にはDirectX8.1への対応と共にミドルレンジ帯のGeForce4 MX440に性能と価格を思い切りぶつけてきたことか。安定性はともかく、3DMarkのスコアと実売価格を比べるとMX440よりもおいしいビデオカードに思えるので、NVIDIAとATIに二強に飽きていた人やゲームを遊ばない人には結構ウケたのではないだろうか。実際に動かしてみると、なかなかの発色と画質だ。別にSiSが嫌いというわけではないが、2002年までくると画質向上のノウハウや環境が業界に出回っていたように思うので、特別SiSが凄いという気はしない。SiS300のボケボケ具合から考えると、画質の向上は目覚しいと言えなくもないが。