Postal 2: Corkscrew RuLes – ナニを探すんだよ(9)

『ポスタル2 ロシアより愛をこめて』を難易度Mediumにてクリア。本作は数々のユーモアある場面(ファン以外からはユーモアに見えないケド)がぶつ切り上に配置されているため、「馬鹿だなぁー」「・・・」「いやいやいやおかしいでしょ!」「・・・」「まーた殺して解決か(嬉)」と愉快なイベントと退屈な移動パートが交互にやってくるのが、問題のように思う。全体を見ればロシアゲーにありがちなゆったりとしたテンポで進むため、トロいゲームといった印象が強い。無印Postal 2も長閑な町を進むため、ゆったりした印象であるが、町の作りを見れば本作のほうが田舎のように思え、時間の流れが遅く感じる。ただ、その町並み自体はなかなか作り込まれており、風情に溢れているため、一概に悪だと決めつけられないのが悩ましい。唐突で強引なまとめとしては、無印と同じではあるけれど自由度が奪われているので「ファンならばまぁまぁ楽しめる」といったところに落ち着くと思う。ゲーム性はお察しください。内容重視のレビューは洋ゲー丼の記事を見てほしい。

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◆ぼくちゃんおつかいだいすき♪(ドレミファだいじょーぶのテーマで)

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◆すまねぇ、ロシア語はさっぱりなんだ。FPSを遊び始めてこんなにも日本語マニュアルが役になったのは始めてではないだろうか。目的が英語化されていないことにびっくり。キリル文字の読みは意外と単純だと聞くが・・・

POSTAL 2: Paradise Lost – 馬鹿健在(5)

10年の歳月を経て発売したPostal 2のDownload Contents「POSTAL 2: Paradise Lost」を難易度Averageでクリア。ボリュームがあり、値段の割にRWS社の気合の入りまくった本DLCはファンにとってマストバイアイテムであることに間違いないので、すぐさま購入して再度下品な世界に入り込んでもらいたいと思う。逆に、本編を遊んでいないプレイヤーには核破壊後のパラダイスシティがどのように変わったのがわからないため、プレイ済みのファンと比べてあまり散策を楽しめないかもしれない。また、メタ的なネタも多いため、本当は拡張パックのPostal 2: Apocalypse Weekend、映画版Postal、続編のPostal 3に触れておいたほうが良いのだが、所詮はお馬鹿ゲームなので、あまり神経質になる必要もないだろう。主人公のDudeは恐妻家で、Mike Jは開発のRunning With Scissors社プロデューサー、Zack Wardは映画版PostalのDude役で、Postal 3が全世界で不評だったということだけ知っていれば十分だ。ややネガティブに書いてしまったが、結局楽しめるかどうかは知識ではなく感性によるところが大きいので、面白そうだなと思ったら是非プレイしてみて欲しい。

実際のゲームプレイで気になったのは、ヘルスパイプ(即時HP全回復+α)の置かれている場所が異様に増えたことだろうか。特に気合を入れてアイテム探しをしたわけではないが、少し怪しい場所をチェックしたり、本編で印象に残っている場所を見て回るうちにパイプがドンドン溜まっていった。パイプが一つ一つ増えていく様子は500円玉貯金のようでかなり気分が盛り上がるのだが、最終的にラスボス戦で30個ほどのパイプを持っているという半無敵状態になってしまい、死ぬ気配がまったく無く、ゲームの最終局面としては最悪な展開に。しかしまぁ、こんなゆるく自由な展開もPostalらしくていいんじゃないかなと前向きには考えているが。

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◆やや見慣れない葉っぱの収穫を手伝うようなごく普通の日常生活シミュレータ

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◆貴様のディルドと俺のハンマーのどちらが強いか…試してみるか?

>> 以下お下品だったり黒いユーモアだったりするスクリーンショット集

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Eternal Damnation – 適度なホラー感と難しさ(4)

本Modは基本的にゾンビを倒すだけの一本道のFPSとなっているのだが、襲ってくるゾンビの数が「やや多いかな」程度に収まっており、サバイバルホラーという雰囲気が最後まで続くところが良い。また、置かれている回復剤もほんの少し余裕を持てるといった具合であり、ゾンビを倒すのは簡単ではあるもののミスが重なると一気に苦しくなるので、緊張感が持続する。ゲーム前半は特に弾薬が少なく、ゾンビを倒すのに接近戦をしなければいけないので、当然神経をつかうこととなり、これが一昔前の洋ゲーらしくて面白かった。

本Mod(2006年)を数時間遊んだところでゾンビを頭を殴りながら思い出したのは、ゲーム全体がLand Of The Dead(2005年)に似ているということだ。ゲームスピードは大幅に違うものの、同じゲームエンジンというだけでは説明できないほど全体が似ている。答えはすぐに見つかった。開発のResurrection-StudiosはLotDを攻撃的にした大型Mod「Dead Epidemic」(2011年)を作っていたのだ。つまり彼らはLotDと無関係ではなく、影響を受けているというレベルでもない。EDとは単にオリジナルLotDを自分たちの好みに合うようにPostal 2でResurrectionさせたものだったのだ。…まぁ、この憶測が合ってるかどうかはさておき、私は出来上がったものを楽しく遊べたので満足である。

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◆大量のゾンビが怖いわけではない、大量のゾンビを倒した時の負荷によるクライアントのクラッシュが怖いのだ

POSTAL 2: Apocalypse Weekend – 難易度HradでX週目(3)

Weekendはその名の通り土曜日と日曜日におつかいをする拡張パックだ。本編では牛乳を買う、図書館に本を返しに行くといった現実世界に近いおつかいだったものが、本作は狂牛やゾンビ、過激派イスラム教徒を倒すといった非現実的なものへと変わっている。これにより町中を練り歩くゲームから、一本道の戦闘重視のゲームへと内容が120度ほど変化している。本編で売りにしていた自由度をバッサリと切り、残虐描写や武器追加で戦闘面を強化した本作がいまだに遊ばれていることを考えると、拡張パックとしてある程度成功していると言えるかもしれない。

月曜から日曜日の7日間を6時間ほどでクリア。本編Postal 2の後半つまり木曜日と金曜日は各勢力に指名手配され、単純な移動すら狂人や軍隊に追い掛け回され、非常に窮屈な思いをしながら目的地にたどり着かければいけないのだが、私はこれがとにかく嫌いで、普段は水曜日までしか本編を遊ばないのだ。その点Weekendは基本的に目の前の敵を倒すだけなので、気が向いた時に気楽に遊べるのが助かる。ただ、シューティングゲームとしての質はかなり悪いので、本拡張パックが「面白いゲーム」かどうかはかなり疑問である。

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◆どうしようもなくバカでダメなゲームだが、悪趣味さが好きで好きでたまらない

POSTAL 2 – 難易度Hardで二周目(2)

前回の記事はGOG版Postal 2について書いたが、今回はSteam版Postal 2のプレイ日記だ。というのも、私はPostal 2というゲームを月曜日と火曜日だけ、土曜日と日曜日だけといった短い時間でばかり遊ぶので、一週間を通してプレイしないのだ。しかもModやカスタム武器を大量に入れて非常に混沌としたParadise Cityに改造してあるので、まともに遊べるゲームではなくなっている。そこでSteamで販売されたのを機にバニラ状態で一周してみようと思ったのだ。…ところが遊び始めて気が付いたのだが、Steam版Postal 2は大型ModのA Week in Paradise(AWP)と統合されたので、Postal 2とは結構違うゲームになっていた。まぁいいか。

とりあえず金曜日までクリアしてみたところ、いまだにヘルスパイプの設置場所を覚えていたからか、これといって難しいといった場面はなかった。難易度Average(Normal)から変わったと思われる点は、警察にマークされやすくなったことか。警戒度が下がるまで人気のない場所でボーっとする時間が増えた。Steam版になってなによりも助かったところは、クライアントのクラッシュが減ったことだ。金曜日までに落ちたのはわずかに1回で、さすが開発が非公式のAWPに手を加えただけのことはある。そして今秋には10年越しに新DLCが発売されるようだし、Postal 2はまだまだ遊べるゲーム…かもしれない。

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◆衝撃的な精肉機械