Fallout: New Vegas – 貴様らは支配者の器でない

Fallout 3が気に入ったので、スピンオフ作品のFallout: New Vegasにも手を出してみた。NVの世界はFO3の数年後と言っても世紀末に変わりなく、生き抜くためにはやはり殺人や強奪が手っ取り早いと思ったので、ノリノリで女モヒカンを作りプレイ。さらりとクリアした感想だが、タイトルにもある通り各地の支配者達が気に入らなかった。Caesar’s LegionとMr. Houseは特にいけ好かないが、NCRも何だかなぁといった感じで、Yesmanの案に乗り三大勢力を破壊。現実では支配者のようなリーダーが必要な地域もあると思うが、20時間ほど付き合ったモハビ・ウェイストランドでは、この先多少の混乱があろうとも、力の弱まったNCRと各少数勢力でそこそこうまくやっていけるんじゃないかと思う。満足のいくエンディングであった。

キャラメイクの話になるが、S.P.E.C.I.A.LはFO3に比べて随分と調整されていた。それはそうだ、Intelligenceを上げるだけでハッキングから殺しまで全てのスキルを効率よく上げられた(学習できた)のだから。なので、Strに8ほど振ってガラクタを売りさばくスタイルは変えず、Intはそこそこに変更。FO3で無視したLuckは今回の舞台Vegasでは間違いなく必要になると思われるので、振るか切るか大きく悩んだが、自分自身がギャンブルを好きではないのを思い出し、さらに大金を得たいのならばカジノに出入りしている人間を襲えば済むことに気が付いたので、スッパリとLuck切り。その後はSpeechを中心に、Guns、Barter、Scienceなどゲーム内容に則した(求められた)ものを上げていった。Speechをメインにしたのは戦闘を回避し経験値やお金を効率よく得るだけでなく、なによりロールプレイをしている感覚を強く感じられたので、なかなか良い選択だったように思う。その他では、Strong Backでさらに多くのものを持てるようにしたり、終盤で急に防御力が求められたので慌ててToughnessで補強したりと真っ直ぐにクリアだけを見据えた育成を行った。ストーリー、キャラ育成共に面白く遊べ、とても良く出来たゲームだと思う。

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◆物の見事にブログの説明通りFO3とNVを「食べ散らかした」感がある

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◆恐らくSpeechを100まで上げるとxxxまでパスできてしまうので、味気ないなと思い85で止めた

Fallout 3 – 余裕の悪人エンド(2)

  • 感性が鈍いので「雰囲気が良かった」といった程度の感想しか思いつかない
  • 荒野をウロウロするだけで楽しい、押し入り強盗も組み合わせるとさらに楽しさアップ
  • 死体がすぐに消えないのに驚いた。こういう仕様を見たことがなかった
  • レベルアップ時が嬉しい。沢山のスキルを割り振れるシステムは好きだ
  • 多めに振ったSTRによる所持量増加のおかげでガラクタ漁りが効率的
  • スティムパック(回復剤)に重量設定が無く大量に持ち運べるのはちょっとヌルい
  • 弾薬不足に陥るまでV.A.T.S.をガンガン使っていくプレイが推奨されていると気が付かなかった
  • 序盤から取っておいたMini-Nukeの使いどころが分からず、最後まで懐で温めただけでガックリ

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◆好きなようにスキルを割り振っていたら器用貧乏っぽくになったが、意外とお金稼ぎから戦闘までを卒なくこなすことができるようになり、単に器用で使い勝手の良いキャラに仕上がった。システムのおかげかもしれないが、適当に育てた割には成功したようで、なかなか嬉しい。どうもRPGにありがちな”一通りなんでもこなせる”キャラよりも”専門家”に育てたほうが大きく有利になるといったセオリーが崩れており、”何でも屋”に育てても苦労しない、かえって専門家よりもうまくいくようになっているようなのだ。中途半端な私はゲームの中でもやはり中途半端なキャラクターを作り、無駄に苦労することが多いので、そのようなプレイヤーにも一定の光を与えてくれるというのは、なんとも嬉しい事なのである。いや、むしろこの作りの方が普通であり、”何でも屋”を必要以上に弱くする調整こそおかしいのだ

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以下 V.A.T.S. のスクリーンショット三枚

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Fallout 3 – とある盗っ人少女の嘘日記(1)

はぁいアタシJ.C、お父さんを探して放射能まみれの荒野を旅しているの。見ての通りサバサバした感じで、顔は…”デフォルト設定”だから結構イケてるはずよ。特技は”ハッキング”に”ピッキング”、それとゲットしたお宝を持ち歩くために”体も鍛えている”けど、筋肉バカだと思われるのも悔しいから”お勉強”もしているわ。ただ、他の人よりも”ツイてない”ような気がするのよね、不思議と。

悩みは夢遊病みたいに意識を失うことかしら?お金の匂いがしたり、自分にとって都合の悪い人を見ていると、こう…”誰かに操られた”みたいに視界が黒くなってフェードアウトしてしまうの。気が付くと財布に大金が入っていたり、体中が血まみれだったりすることがよくあるわ。だからアタシ自身は善人でも悪人でもないのだけれど、いつの間にか大悪党として指名手配されてるのよね。困っちゃうわ。ついさっきも、首に賞金をかけられたアタシを狙ってきた小汚いおっさんに「知らない」って散々説明したのに、お金に目が眩んだのか全ッ然信じてくれなくて…しょうがなくミサイルランチャーで熱々のハンバーグにしてあげたの。ハァ…こんな”正当防衛”がいつまでも続くかと思うと…本当にイヤになっちゃうわね。

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James Cameron’s Avatar: The Game – 惑星パンドラに酔いしれよ

本作はゲームエンジンにFar Cry 2で使われたDunia Engineを採用しており、そのせいか雰囲気やゲーム内容がFar Cry 2に似ている。もし発売された当初にこのことを書いたならば、FC2との相違点をいくつか挙げただろうが、現在ではシステムの進化と遊びやすさの面からSF版Far Cry 3と言ったほうが近いように思う(Lost Planetの方が近いかもしれないが未プレイ)。TPSとFPSの違いはあるものの、どちらもお使いをこなしながら未開の地に踏み込んでいくゲーム感覚はかなり近いと言える。難易度はゲーマーにとっては簡単に部類であるが、普段からマウスやパッドに触れていないような映画ファンでも、頑張ればなんとかクリア可能な範囲。人間よりも先に遊ぶであろうナヴィ(アバター)ならば、体力回復、防御力アップ、スピードアップ、透明化などスキルをリスク無く使えるので、それらをローテーションしながら一匹ずつ確実に倒していくのが良いだろう。

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ゲームを始めると面白いとかつまらないよりも、まず惑星パンドラに「居る」ことに感動する。巨大な木々が生い茂る異世界に「降り立った」ことに興奮する。私自身は眠そうに映画を見ただけのファンとは言えない人種だが、目に見えるもの全てを細かく作りこんだビデオゲームの世界では、むせそうなほどの緑の匂いに、奇妙な進化を遂げた生き物、そこに地球の文明などが混ざってとても異質な空間になっており、男女ばかりをカメラが追っている映画よりも遥かに惑星パンドラの空気を感じられる。この「ここにいる感」は方向性が違うものの、同じ惑星もののUnreal(1998)と近い。一応、ゲーム的な難点も言っておくと、景色が似たり寄ったりなうえ立体的構造をとっているので、MAPとナビばかりを頼りに歩いていると迷子になってしまうことだろうか。

  • DirectX10で描かれた衛星パンドラは絶景
  • Gamersgateでダウンロード販売中
  • AvatarInit.iniからの言語変更で日本語化可能
  • 現在はUBIがサーバーを閉じたため、マルチプレイ不能
  • 本作最大の価値はマウンテン・バンシーを操作して空の散歩を楽しめるところ↓

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◆人間に大きな不信感を持つリーダー格の戦士Beyda’amo。 RDA社(人間側)と戦う時は彼と共闘することが多いのだが、元人間の主人公(プレイヤー)に対して、しゃべる言葉が敵意剥き出し。以前の彼は人間に友好的であったのにもかかわらず、その人間達に仲間を虐殺され裏切られてしまったのだから、このような荒れた態度になるのはしょうがない。主人公を簡単に信頼する他のナヴィ族に対して、彼の性格付けと描写は極めて自然だ。ただ、この物語性を重視した結果、ゲーム中では10時間以上も仕事の評価をされずに罵声を浴びせ続けられるので、精神的にかなり参る。ゲーマーとして今風に言うのならば、さっさとデレてほしい

以下スクリーンショット集

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Nation Red – 50個の実績解除を目標に

珍しく発売日に定価購入したというのに眠らせておくのも勿体無く思ったので、数年越しに重い腰を上げてプレイしてみた。ただ困ったことに、このゲームの一番楽しい遊び方がサバイバルモードだったため、終わり(クリア)が見えず、どこまで遊べばよいのか判断できなかった。かと言って、終わりのあるミッションモードでは”時間がたつほどに戦闘が白熱していく”ゲームシステムと噛み合っておらず、あまり面白くない。そこでたまたま「実績を50個解除する」実績を見つけたので、これをクリアと位置づけ、解除できそうな実績をチェックしながらフリーモードを遊んでみたのだった。

何回もプレイして強いParkや武器を覚えるごとにだんだんと生存時間が長くなっていったので、上手くなるのが実感しやすく、かなり楽しめた。凝った感想は特に無いが、プレイヤーの後退速度を遅めに設定して、自然と前に出ることを示唆しているゲームデザインは良いと思う。じりじりと後ろに下がりながらゾンビを撃つゲームも悪くはないが、やはりプレイヤー自らが前に出て状況を打破していくほうがアクションゲームらしくて爽快さも出る。

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◆わかりにくいと思うが、火炎放射でゾンビを燃やしている図

どうでもいい思い出話になるが、初期のNation Redは武器の固定機能が無かったため、混戦時に誤ってマチェットやハンマーなどの近接武器を取得してしまうと、マシンガンやライフルなどの強力な武器がそれらに持ち変わってしまい、一瞬でゾンビにもみくちゃにされるのがとても辛かった。そのため、敵ゾンビを倒すよりも近接(or弱い)武器を取らないようにと神経をつかう、かなり異質なアクションゲームだったのだ。アップデートにより武器固定機能が付いて良かった。本当に良かった。