Call of Duty: Black Ops 2 – CoDとはなんぞや(19)

純粋な戦闘はCall of Duty史上最も面白かった。だが、これはプレイヤーが一人でガンガン撃って進めるという作りから感じる面白さであり、特別にBlack Ops 2がうまく作られているというわけではない(銃の感触は相当なものだが)。それどころか、AAA級FPSからB級FPSに近づいたことすら意味し、ヒーローではない一兵士を描きたかったという初代Call of Duty(Infinity Ward)の考えからも逸脱しているので、BO2は完全に”Call of Dutyである意味”が無いように思う。これを今のメイン購入層がどう思っているかはわからないが、さほど熱心なファンではない私はシリーズ9作目であることを考慮するとやむを得ないのかなと消極的に考える。また、以後のCall of Dutyについてああしてほしい、こうしてほしいといった要望もないので、今までどおり安くなったら買うという姿勢のままだ。

…あ、いや、違った。本当は言いたいことが少しある。実は難易度Normalを選択したからだろうか、銃を乱射して倒した敵の落とした銃を拾って再度乱射しておもいっきり走り回って敵を蹴散らすようなやりたい放題のプレイができたので、実際にゲームを操作した時間よりも、その前後に挟まるストーリーを「見させられた」時間の方が長く感じたくらいだ。いくらCoDの伝統と言っても、さすがに今回は実質的なゲームプレイ時間が短すぎる。Treyarchはせっかく、戦闘をアクション方向に味付けしたり、ゾンビと戯れるモードを追加したり、ミッションにRTS要素を取り入れるなどして「Call of Dutyらしさ」というものを放り投げたのだから、いっそのこと次からはスクリプトやストーリーにもスキップ機能を付け足して、私のような単に銃を撃ちたいだけのプレイヤーへのアプローチを始めても良いのではないだろうか。どうせCall of Dutyとさえ銘打っておけば売れるのだから。

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