SIGIL – 案内上手(51)

John Romeroによる25年ぶりの新Episode。私個人の彼の印象といえばDOOM2の奇抜なMAP郡にDaikatanaの蛙やトンボといった、尖ったものばかりであるが、本Episodeは落ち着いた仕上がりとなっており、ピュアなシューターとして遊べる。「面白いかどうか」の評価は複雑なので控えるが、プレイヤーを導く案内が上手だったのは流石である。一見道がないような場所でも、少し頭をひねったり辺りを見回すことで、前進できるようになるのは単純に心地よい。このあたりの難易度調節が絶妙で素晴らしかった。

Alien Quake – 二十世紀の狐を欺く(20)

まぁまぁ楽しいんじゃないかなっていう想像。本ModはDOOMのWADでも在ったような映画エイリアンのTotal Conversionと似たもの。DOOMの「Alien TC」はAlienがDemonのConversion=変換ということもあり、慣れてくれると不気味で硬いだけのエイリアンを倒していく地味な展開になってしまっていた。しかし、こちらのAlien役はQuake1プレイヤーが皆忌み嫌ったあのSpawnなのである。

映画さながらに素早く動くAlienの対して(座標もズレ気味)頻繁に起こる殺しそこないは、接近を許すことに繋がり、一度接近されてしまうと簡単に死が見えるし、たとえなんとか撃ち殺したとしても死体から出る酸で大ダメージを受けると、もう次の戦闘を切り抜けられる気がしない。よって馬鹿みたいな数のクイックセーブを行う羽目になり、エイリアンへの恐怖と共に暴力的な理不尽さを味わうことができる。この突き抜けた凶悪さがMod=非商用ゆえの利点なのではないかなと、動画を見て思った。

Far Cry Primal – 原始の風を感じろ(7)

過去作のFar Cryやゲームシステムがどうのというよりも、原始時代そのものに興味があったり、虎や狼を従えて人間や熊を倒したり、マンモスの背に乗って石槍を掲げながらウェイウェイしたり、領土を広げ人口を増やすといった文字通りの”開拓”が好きであれば、開発会社が用意した原始的でユニークなオープンっぽい空間がとても気に入るだろう。…ただ、10時間を越えたあたりから、先に起こるであろう出来事が見えゲームが急失速ように思うので、そこからはまぁ…愛のようなものでどうにか…。

Far Cry ★★★★★
Far Cry 2 ★★★★
Far Cry 3 ★★
Far Cry 3 – Blood Dragon ★★★
オープンワールド ★★
ステルスプレイ ★★
First Person Melee ★★★★
動物好き ★★★★

Far Cry Primal ★★★★★ ←New!
Far Cry Primal(プレイ開始10時間以降) ★★


◆動物を手なずけて同行させることが可能。サーベルタイガークラスの強力な獣を従えておくと、戦闘を大きく助けてくれて頼りになる。連帯している感も強く、狩りの気分を味わえる。また、戦闘終了後など傷ついた彼らに生肉を与えて体力を回復させるわけだが、その肉を食うモーションもこれまた獰猛さと可愛らしさが同居した作り込みの良さを感じる


◆人間が集団で知恵と罠と弓を組み合わせてマンモスを狩るの図。まさかこのような夢のシチュエーションが仮想体験できる日が来るとは・・・。このサービス精神がFar Cry Primalなんだ、といった感じ。「マンモス狩りは実際には行われていなかった」などという偏屈な態度を取るようでは本作は楽しめない。童心が重要なのである

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Redneck Rampage – ヒィーハァー(2)

BuildGDXという名の新しいソースポートが公開されたのを機に、数年前ギブアップして放置していた本作を思い出し、軽く触ってみた次第だ(このところBuild Engine界の動きが活発)。・・・しかしながら、実のところ「オナラもゲップもする下品なオヤジが銃を持って暴れまわる高難易度アクションシューター」という一文でゲーム内容の99%を説明できてしまうため、書くべき事柄が思いつかない。よってもう少し詳しく知りたい方はPCゲーム道場のゲーム紹介を見てほしい。ひとつ言えるのはE2L6 Uranium MinesだけはBuild Engineの本気が見られるので価値があるということか。


◆野外で顕著になるが、敵の攻撃が必中に近いため、角に身を隠しながらひょいっと顔を出して撃って、また身を隠すといった地味に削っていく立ち回りになりがち


◆室内はショットガンが狙える分だけ一定の爽快さを味わえるものの、クリアリングミスすると即座に死が見えるため、野外とは別のベクトルで地味になりがち

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Sonic the Hedgehog 4: Episode I – 触れやすい(7)

ダウンロード販売専用ゲームとして安価に配信された本作。メガドライブ版に準じた作りになっており直感的にソニックが操作できるので、昔ながらのアクションゲームを気軽に遊びたいプレイヤーにはお勧めできる。また、ホーミングアタック(1998年以降の特技)が追加されたことにより、スピード感を感じ取りやすく、容易に爽快な気分に浸ることが可能になった。

この客観的に優れた要素は反面、過去作を知っているプレイヤーからするとゲームを簡単にしすぎているきらいがあり、やや複雑なものを感じる。良いゲームではあるが、シリーズ未プレイ者の方が得られる満足感が高いように思う。が、それでいいのだ。ソニックシリーズは複雑になりすぎため、このような原点回避は必要なのである。安価に、そして手軽に触れてもらわなければどんどんプレイヤー数が先細りしてしまうからだ。SEGAの判断は正しい。


◆何も考えずとにかく走って速度に酔えばいいのだ


◆視界が悪くスピードが出せない真逆のデザインも新鮮でいい